不動産業界の裏話

『仲介手数料無料』は実は無料ではない?!

よく『仲介手数料無料』という広告をみかけますが、実は仲介手数料無料ではない場合があります

 いわゆる、『オトリ広告』というやつです(もちろん違法)。

 仲介手数料無料という言葉に誘惑され実際にお問い合わせしてみると「ああ、この物件はすでに売れてしまっていまして、ほかの物件ならあります」と別の物件を紹介されます。

 そうして紹介された物件は仲介手数料無料ではありません、よくて半額に割引きです。

 結局、「仲介手数料無料ということでお問い合わせしたのに、欲しい物件は仲介手数料無料にならなかった」という声をよくききます。

 なぜこのようなことになるのでしょう?

 3分ほどお時間をいただければ下記にてご説明いたします。

 そもそも仲介手数料というものは、売主(建築会社など)と買主(お客様)の双方からもらえます。

 ◆ちなみにこの手数料は、物件価格の3%+6万円+消費税と宅建業法で定められています◆

 簡単に説明すると、4000万円の物件を購入する場合、不動産会社に126万円+消費税を仲介手数料として払わなければならないのですが、不動産会社は売主(建築会社など)からも仲介手数料126万円をもらえます。

 つまり4000万円の物件を仲介すると、252万円が不動産会社のものになるのです。

 ◆このほかにローン手数料という名目で10万円ほど請求される場合がありますが、これは払う必要のないものです◆詳しくは ローン手数料は払わなくていい?! をクリック

 ところでなかなか売れない物件というものがたまにあるのですが、そういった物件だと売主(建築会社など)のほうで『少しでも早く売りたい』という思いから、【仲介手数料の倍払い】というものをします。

 【仲介手数料の倍払い】とは、売主(建築会社など)がお客様の分の仲介手数料(つまり不動産会社にとっての報酬)も払うから、お客様には仲介手数料無料と広告して売ってくれ、というものです。

 不動産会社にとっては報酬は変わらず、仲介手数料無料という広告でお客様にご紹介できるというわけです。

 多くの仲介手数料無料という広告は、実はこの【仲介手数料の倍払い】物件(=なかなか売れない物件)なんです。

 【仲介手数料の倍払い】物件は出回っている全物件から見ますと、そんなに数多くはありません(全体の3%程度)

 ですから、仲介手数料無料という言葉に誘惑されて問い合わせしたけれど、肝心の物件がすでに売れてしまっていたり、あんまりいい条件の物件ではなかったりして(無料にはならない)別の物件を紹介される、というわけです。

 仲介手数料無料、という言葉に誘惑されず、どの物件が仲介手数料無料になるのかしっかりと確認することがポイントです。

 ちなみに、和田京子不動産はすべての物件が(他社物件も)仲介手数料無料です。アットホームやホームズなどでお客様が見つけられた物件もすべて仲介手数料無料です。

 もちろんホームページに掲載している物件も含めて、当社では仲介手数料を一切いただきません

 他社でご紹介された物件でもあきらめずにご相談ください。仲介手数料無料でご契約させていただきます。

 詳しくは すべての物件が(他社物件も)仲介手数料無料 をクリック

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